IPEFとは?
IPEFとは?
アメリカが主導する新経済圏構想のことです。
IPEFは「Indo-Pacific Economic Framework(インド太平洋経済枠組み)」の略称で、読み方は「アイペフ」です。
加盟14カ国で世界の国内総生産の4割を占めています。
参加国には、
- 日本
- 韓国
- インド
- オーストラリア
- シンガポール
- インドネシア
など14カ国あります。
IPEFの目的
IPEFを主導するアメリカには、
- 中国や一帯一路構想への対抗
- TPP離脱による影響力の低下を回復したい
などの狙いがあります。
IPEFの目的としては、
- 半導体の備えなど重要物資のサプライチェーンを強化
- 脱炭素の取り組みを推進
- 貿易の円滑化
などがあります。
IPEFとTPPについて
IPEFとTPPの加盟国については以下のとおりです。
IPEFのみ | IPEFとTPP | TPPのみ |
アメリカ、インド、タイ、フィリピン、フィジー、インドネシア | 日本、オーストラリア、ブルネイ、ニュージーランド、ベトナム、シンガポール、マレーシア、韓国(予定) | カナダ、メキシコ、ペルー、チリ、イギリス(予定)、中国(予定)、台湾(予定) |