行政

決算検査報告をわかりやすく解説

決算検査報告とは?

会計検査院が、国や地方自治体などの会計を検査し、首相に報告することです。

会計検査院は、行政機関ですが、内閣や国会、裁判所から独立した立場で、

国や地方自治体の会計をチェックします。

会計検査院が不適切な経理等については「指摘事項」として、以下の4つに分類し、報告されます。

  1. 不当事項:検査の結果、法律、政令若しくは予算に違反し又は不当と認めた事項
  2. 意思表示、処置要求:関係大臣等に対して意見を表示し又は処置を要求した事項
  3. 改善の処置を講じた事項:検査において指摘したところ当局において改善の処置を講じた事項
  4. 掲記を要すると認めた事項:検査の結果、特に検査報告に掲記して問題を提起することが必要であると認めた事項

この決算検査報告は、会計検査院が首相に対して報告するものですが、

マスコミでも大きく報道されるため、国民に対して、実態を開示するという役割も併せ持っています。

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