Q .新電力が倒産した場合、電力供給が止まることはないか?
A .電力供給が止まることはない。
【解説】
電力の供給元については、主に以下の3つがあり得ます。
- 大手電力小売部門
- 新電力(小売)
- 大手電力送電部門
多くの施設では、「大手電力小売部門」と契約しています。
そこで、電気代を下げるために「新電力(小売)」と契約をしようとした場合、タイトルにある「倒産した際の電力供給」が問題になります。
「新電力(小売)」との契約が終了した場合、直ちに「大手電力小売部門」か「新電力(小売)」と契約をすることになります。
万が一、それができなかったとしても(できないことは基本的にはありませんが・・・)電力そのものは、大手電力会社の送配電を通じて、施設に供給されることになります。
一時的に「大手電力送電部門」から電力供給されることになると電気代の単価自体は、法定価格になるため、割高になります。
電気が止まるという心配はありません。
実際に大手電力会社の人に確認をしたら、「電気が止まる」というのは、台風などで電線が切れたりしない限りあり得ないということです。