法律

当事者主義をわかりやすく解説

当事者主義とは?

訴訟において、事案の解明や証拠提出に関する主導権を当事者におく原則のことです。

民事訴訟と刑事訴訟において、以下のとおりの内容となっています。

訴訟類型内容
民事訴訟処分権主義、弁論主義
刑事訴訟起訴状一本主義、訴因制度

処分権主義:訴訟の開始や終了等の権能を当事者に認める建前

弁論主義:裁判の基礎となる事実と証拠の収集・提出を当事者の権能・責任とする建前

起訴状一本主義:検察官が起訴をする時には、裁判所には起訴状のみを提出しなければならないという考え方。(予断を抱かせる文書の添付を禁止)

訴因制度:罪となる事実を特定して示す制度のこと。

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