コラム

「不安定な公務員」が地域にあふれれば、未来は面白くなる。

公務員の代名詞とも言えるのが「安定」。

この「安定」とは、経済的な面や仕事が保障されているといった意味があります。

一般的に民間と比較する時に使われます。

悪い意味で使われることも多い「公務員の安定」ですが、この「安定」こそが、公務員問題、行政問題の根源と言えるかもしれません。

この公務員の「安定」を「不安定」に変換することで、公務員はいくらか良くなるのではないかと思うのです。

例えば、給料も変動性にするだとか、終身雇用を撤廃するだとかすれば、少しずつ公務員の質も変わっていくはずです。

公務としてしなければならないことは法律で決まっています。

なので、住民サービスは法律で決められた範囲で適正に行います。

その中で、いかに効率的に仕事をするか、役所全体のチームで結果を出す必要が出てきます。

赤字が増えれば当然給料も減らし、黒字が出れば給料も増やす。

また、無条件の定年制度をやめ、実力次第で若くても重要なポストに起用したり、仕事をしない職員は首にしたりしていくのもありです。

地域に最適化する役所を作るには、「不安定な公務員」を増やす必要があるのではないでしょうか。

「不安定な公務員」があふれれば、地域は良くなり、未来が開けてくるような気がしてなりません。

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